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原節子を読む

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*原節子は「伝説の女優」「永遠の処女」などと言われる昭和を代表する女優ですが、意外なことに関連本の出版ラッシュはこの10年ほどのことです。小津安二郎監督作品の再評価が定着したことも大きな背景でしょう。原節子が登場する本というと山中貞雄、小津安二郎、黒澤明、成瀬巳喜男関連本を始め、日本映画史の本のほとんどが該当するので、ここではタイトルに原節子の名が入っている本だけを集めてみました。
(2017年3月)




・写真集、ムック、雑誌など
「永遠のマドンナ 原節子のすべて」佐藤忠男監修 出版共同社 1986
映画評論家佐藤忠男が監修した原節子本の基本図書。
「写真集 原節子」マガジンハウス 1992
マガジンハウスの旧社名は「平凡出版株式会社」で芸能雑誌「平凡」の発行元。アイドル女優原節子の写真集です。
「原節子」キネマ旬報社 2012
「原節子のすべて」新潮45特別編集 新潮社 2012
「ユリイカ 特集原節子と昭和の風景」青土社 2016.2月号
・単行本、文庫、読み物
「原節子 映画女優の昭和」千葉伸夫 大和書房 1987
スクリーンから消えて20年以上を経た原節子を再評価・評論するきっかけとなった一冊。
「原節子 伝説の女優」千葉伸夫 平凡社ライブラリー 2001
「原節子伝説」千葉伸夫 翔泳社 1995
「彼女が演じた役 原節子の戦後主演作を見て考える」片岡義男 早川書房 1994
作家らしく面白い見方をするも、見た映画の本数が少なすぎることもあって、発表当時、映画ファンからの評判が高くなかった本。
「彼女が演じた役 原節子の戦後主演作を見て考える」片岡義男 中公文庫 2011
「原節子「永遠の処女」伝説」本地陽彦 愛育社 2006
「殉愛 原節子と小津安二郎」西村雄一郎 新潮社 2012
「殉愛 原節子と小津安二郎」西村雄一郎 講談社文庫 2017
「原節子 あるがままに生きて」貴田庄 朝日文庫 2010
「原節子 わたしを語る」貴田庄 朝日文庫 2013
「原節子物語 若き日々」貴田庄 朝日文庫 2016
「原節子、号泣す」末延芳晴 集英社文庫 2014
「李香蘭と原節子」四方田犬彦 岩波現代文庫 2011
「マリリン・モンローと原節子」田村千穂 筑摩選書 2015
「原節子の真実」石井妙子 新潮社 2016
「原節子と小津安二郎は惹かれあっていた」というロマンスありきの多くの男性の著書とは一線を画し、丹念な取材に基づいた異色のノンフィクション。スクリーンの印象に引きずられないで人間原節子の真実を追い求める一冊。
「紀子 小津安二郎の戦後」文藝春秋企画出版部 2015