伊藤若冲展の図録
1816年生まれの伊藤若冲は、2016年の今年が生誕300年になります。
4月・5月には東京都美術館に代表作品が集結する「若冲展」が催されます。会場はかなり混みあいそうですが、今から楽しみです!
伊藤若冲は古本屋にとって、とても相性がいい人で、つまりはよく売れる画家です。
手頃な価格の作品集や評論集などがたくさん出ていますので、ちょっとおすすめを。
若冲再評価の第一人者といっていいのでしょうか、辻惟雄の
「奇想の系譜」(ちくま学芸文庫)
「若冲」(講談社文庫)
あたりを読んでおくと、伊藤若冲について、作風から人物、評価の歴史などがわかります。
どこでも買える手頃な図版メインの作品集は、
「別冊太陽 若冲百図:生誕三百年記念」(平凡社)
「異能の画家 伊藤若冲」狩野博幸・森村泰昌(平凡社とんぼの本)
などがおすすめです。
しっかりした画集が欲しい人には、
「伊藤若冲大全」狩野博幸(京都国立博物館)!
これ定価が40,000円以上しますが。
過去に催された展覧会の「若冲展」の図録・カタログもしっかりした内容のものが多く、とても人気があります。
「生誕300年記念 若冲展」の図録も展覧会同様楽しみですね。
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